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おおぐま座
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見ごろ:春
由来:月の女神の侍女、カリストが女神ヘラの嫉妬を受け熊に変えられた姿
備考:尾の部分で形作る北斗七星。「おおびしゃく」
二重星、ミザールとアルコル
渦巻銀河M81
不規則銀河M82
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おおぐま座は、北の空を回っています。そのため地平線の下に沈むことがなく、一年中観ることができる星座の一つでもあります。
北斗七星は春の星座の中で最も有名な名前だと思います。 この北斗七星はおおぐま座の一部、背中から尾にかけての部分にあたります。 北の空を見上げると、すぐに7つの星がひしゃくの形に並んでいるのを見つけることができます。 北斗七星の柄の右から2番目の星はミザールと呼ばれる二等星ですが、そのすぐそばにアルコルという四等星が並んでいます。この二つは二重星となっています。
北斗七星は北極星や春の星座を見つけるときに役立ちます。 まずひしゃくの部分の先端にある二つの星を結び、そのまま5倍に伸ばします。そうすると北極星が見つかります。 おおぐま座はギリシャ神話ではアルテミスに仕える妖精カリストの姿であるとされています。 月と狩りの女神であるアルテミスに仕えるカリストは、いつも弓矢を手にお供として山野を駆けめぐっていました。そんなカリストの美しい姿に恋心を抱いたのが大神ゼウスでした。 何としてでもカリストに近寄りたいゼウスは、アルテミスの姿に化けてカリストに近付きました。そしてカリストを身ごもらせてしまいました。 それからしばらく経った頃、アルテミスの一行は狩りの後に水浴びをすることになりました。妊娠しているカリストも水浴びに加わらせられました。そこでカリストの身体の変化を見たアルテミスは怒り、カリストは追放されてしまいました。 カリストは森の中をさまよって、密かにゼウスの子を産みました。これを知ったゼウスの妻ヘラは怒り、カリストを熊の姿に変えてしまいました。
この熊になったカリストが天にあげられ、それがおおぐま座になったといいます。
解説文 もか
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